代表挨拶

代表挨拶

ステークホルダーのみなさまへ

 

当社は、おもに愛知・岐阜・三重の公共建設工事と、コンビニや飲食店をはじめとした商業施設の店舗開発から建設までを事業の柱とする会社です。

 

私は30歳まで名古屋国税局に奉職し、税務署員として東海3県下の4税務署で税務調査等に携わってきました。
当時、国税職員のスローガンである「適正かつ公平な課税の実現」を肝に銘じ、日々公務に励んできましたが、どうしても、世間から恐れられ嫌われ続ける人生に満足ができず、30歳の節目で、安泰であったであろう公務員人生を捨てました。

 

それからは、異次元の畑違いとも言ってもいい、税務署員から建設業への転身は、自分自身の肉体と精神を心底から鍛え直すには最高の舞台でした。
挫折しそうになった局面は何度もありましたが、常に勉強をさせて頂く機会にたくさん恵まれ、たくさんの方々のお陰で現在に至ります。

 

早いもので事業を始めてから20年以上が経ちました。
振り返れば、事業を興す前は税務職員として国民から税金を集める役だったのが、今はその税金を使って公共インフラを維持する役割をしているのですから、人生の巡り合わせは面白い、とつくづく思います。

 

さて、地球の気候変動が深刻な問題となる今、自然環境に大きく影響を与える建設事業において、インフラ建設の担い手に求められる責任は非常に大きなものがあります。
その責任の大きさは、当社のミッションそのものだと捉えています。
かの松下幸之助先生が、世間に役立つ会社を指して「公器」と呼ばれました。
私の心に、すっと入ってきた言葉です。
子供たちに誇れる仕事を、世間の「公器」となれる仕事を、1つずつ丁寧に、これからも積み上げてまいります。

代表者略歴

1968年
静岡市生まれ。
1986年~1998年
名古屋国税局入庁、岐阜北、熱田、四日市、大垣の4税務署にて税務調査官等を歴任。
1998年
30歳の節目を機に思い立ち、退職する。地元の工務店にて1年半ほど修行した後、中古のワンボックスカー1台で住宅リフォーム業を個人開業。マンションリノベーション事業などを手掛けて実績を積み、その後は一転、商業建築の世界へ。コンビニ大手本部など上場大手企業との直接取引を機に会社は成長軌道へ。
2022年
現在では、建設会社として真に社会に奉仕できる事業は公共工事であるとの思いから、特に公共工事に力を入れている。